「PC」カテゴリーアーカイブ

Windows 10 Creators Update(FCU, A2U)後にネットワークコンピューターが表示されなくなる問題

Anniversary Updateの状態だと接続すらできなくなり、Creators UpdateインストールしてるPCからだと「接続はできるが一覧に表示されない」という状態になったので。
Fall Creators Update, April 2018 Update後にもこの現象が起きるのは設定が初期化(デフォルトではオフ)されるからのようです。

ググるとMicrosoftコミュニティにほぼ同じ症状な人たちが見つかります。
Windows 10 Creators Update のインストール後、ネットワーク一覧に接続されているコンピュータ名が表示されない【Ver1703】

とりあえずの解決策
コントロールパネル
 → プログラムと機能
  → (左メニューの)「Windowsの機能の有効化または無効化」
   → □ SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート

この「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」がオフになっていたら☑にして再起動。

※SMB1.0に脆弱性があったけどWindows Updateでパッチ適用してたら今のところは大丈夫っぽい。

まだダメな場合
サービス
 → Function Discovery Provider Host
 → Function Discovery Resource Publication

コメントにあったので追記です。この2つのサービスが止まってるとSMB1.0/CIFSが有効でもダメらしいので「スタートアップの種類」を「自動」に変更しておくと良い。

ここまで全部するとなんだか面倒くさいのでbatファイルで一括して設定できるようにしました。

ダウンロード : Enable SMB1.bat

.batファイルをダウンロードして「管理者として実行」そして再起動したらSMB1.0/CIFSとサービスが有効になってるはずです。

以下ファイルの中身です。
sc.exeでサービス有効にしてdism.exeでSMB1Protocolを有効にしてます。

Magicforce 68キー (Gateron茶軸)を買ったのでなんやかんや

職場用のキーボードをようやく新調しました。
HHKB Lite2あたりと悩んでたんですけどFnキーの位置だとか個人的によく使うIns, Delキーの位置がそこそこ便利そうってことでMagicforceにしました。

こちら。
Qisan ゲームメカニカル式キーボード 有線 GATERON茶軸 68キー バックライトモード付き 黒色

Cherry MX互換のメカニカルなGeteron茶軸ですが、海外ではGateron茶軸・赤軸・白軸(クリアー軸)ともに評判が良いみたい。
日本のAmazonで購入できてベースがブラックだと茶軸しかなかったのでこれ。

職場だと茶軸はうるさいのでは?って問題ありそうだけど他の人はゴミみたいなメンブレン(かなりうるさい)なので割と大丈夫そう。メカニカルっぽいパチパチした高音が耳障りになってるかもしれんけど。

Gateron茶軸はまぁ評判通り「適度に軽く」「適度に反発がある」というCherry MX茶軸と同じように打ちやすく疲れにくい。
海外のフォーラム見てると「とりあえずGateronなら大丈夫」みたいなことが書いてたりするので失敗しづらい選択ではと思う。

画像でわかるようにキー配列を若干入れ替えていて、裏側のDIPスイッチでWinキーとFnキーをまず入れ替え、WindowsのremapkeyだとかでWinキーと右Altキーを更に入れ替えてこんなことに。

十字キーの位置が右Ctrl側にめり込んでたり、F1~F12キーがごっそりなくなってるのがちょっと特徴的でそこはもう少し慣れが必要かなと。

総合的にHHKB Lite2よりは配列に癖が少なく、普通のテンキーレスよりコンパクトなのに使用感はそこまで変わらない。そして価格面でも満足度が高いキーボードだった。

J3160-ITX + Arch Linuxで自宅NASサーバを組んだ

ボーナスが出たら買おうと思ってたんです。出てませんが。

NASといえば Synology DiskStation や QNAP が有名っぽいのだけど2ベイで2万円前後(でHDDは別途必要)となかなかのお値段するんですね。
PC自作クソ野郎としてはそれなら組んでしまえと3~4週間ほどパーツの価格調査をしてセール時期にあわせて(安くなってないけど)買いました。以下です。

マザーボード ASRock J3160-ITX ¥8,580 TDP 6W!
ケース Cooler Master Elite 110 Cube ¥5,517 Mini ITX
ATX電源 サイズ 剛短3プラグイン
SPGT3-400P
(400W)
¥4,869
-¥4,869
ポイント利用
メモリ Crucial W3N1600CM-4G
DDR3L-1600 4GB×2枚
¥4,332
SSD PLEXTOR PX-128S1C (128GB) ¥5,480 一番の無駄
HDD Western Digital WD Red (3TB) ¥0 家にあった予備
合計 ¥23,909

ポイント使って2万円以下に抑えるはずが使うの忘れてたり購入する場所を間違って少しオーバーしてしまった。
同価格帯NASキットのスペックみたら妙なところ盛りすぎと言わざるを得ない。

このマザーボードにはSATAポートが4つと、ケースの方も3.5インチベイが4つあるのでまだHDD2台詰める余裕あります。
PCIeスロットや背面・サイドにあるUSBポートがスッカスカだし拡張性も十分。
またそのうち増やしたりすると思いますが必要になったらということで。

そんでOSですがFreeNASやCentOSをインストールするべきところをやっぱり遊びたいのでArch Linux。
X Window Systemもインストールしない、キーボードは最初のsshdインストールまで。あとは全部Windows PCからSSHでの設定。
7mのLANケーブルがあったので邪魔にならず駆動音も聞こえない部屋の隅に置いてます。埃だけが心配。

組んでから1週間ほどで完成度が低いままですがインストールしたものは

  • certbot
  • fcron
  • iptables
  • mariadb
  • nginx
  • openssh
  • owncloud
  • php
  • php-fpm
  • rsync
  • redis
  • samba
  • vim
  • zsh

NASサーバとしてHDDの中身をWindows PCから操作できるようにSamba
オンラインストレージとしてPHP + NGINX + MariaDB + RedisでownCloud
サーバ証明書にLet’s Encrypt使ったのでcertbot
SSDの保存しておきたいファイル同期にrsync
省エネのためサスペンドなんかの自動処理でfcron
あとは、さくらVPSでも使ってるmuninで監視させるかzabbix使うかでまだ悩んでるところです。

pacmanで大体のものは見つかるしAURもあって最新に近いパッケージをすぐ使えて面白いですね。

CrystalDiskMarkでSambaの共有フォルダ計測するとなかなかのスコアでした。
まぁ、どうせアニメを保存するだけなんだろうな……。

誰だよi-parcelも多少マシになったとかいうやつは!? 1ヶ月以上かかったぞ!という話。

こんな思いをするくらいなら花や草に生まれたかった。

2015年12月6日

今使ってるグラボ(GTX660)だとCoD:BO3できなくもないけど、若干厳しいので新しいのを買おうと各サイトをチェックしてたところ11月ごろに発売されたSapphire NITRO R9 380XがAmazon.comで$229.99という送料なんかを考慮してもかなりお手頃価格になってたのでポチった。
Shipping + Import Fees Deposit あわせて$260 (あとでクレジットカードの明細みると約32600円)

この時点では国内価格39000~43000円。

2015年12月9日

Amazon.comから出荷したとメール。i-parcelの追跡番号が書かれていた。

2015年12月??日(出荷から数日)

そろそろ追跡番号も反映されてるかなと思ってi-parcelのサイトで追跡すると

i-parcel

年末だし2週間ぐらい待てばたぶん届いてるはず… (まだ余裕)

2015年12月20日

i-parcelの追跡が全く更新されないし心配になってきてAmazon.comのカスタマーサービスに
「i-parcelのサイトで追跡すると “invalid tracking number or this tracking number is not using a trackable service” と表示されるのだけど、荷物はどこにあるの?」
というようなメールを送る。

Amazon.comから早速返信がきて
「いろいろ申し訳ない!遅くとも12月28日には届けますから!i-parcelにも早くするよう伝えます!あと送料は返金しときます!」

どうなってるか問い合わせただけなのに遅いと送料返金されることもあるらしい。

2015年12月21日

refund

返金されてた。

2015年12月28日

やっぱり届かない。(年末だから…!と必死で平常心を装う)

2016年1月4日

再度Amazon.comに「まだ届いてないけど今荷物はどこにあるの?」的なメールを送る。

小一時間でAmazon.comから返信きて「申し訳ない。商品はまだ(Amazon.comに)戻ってきてません。住所はあってますか?」というメール。住所あってます。

2016年1月6日

Amazon.comのオーダーステータス見たら「Return received」「2~3日で返金」となっていたので、よく分からないしもう一度カスタマーサービスにどうなってるか問い合わせ。

2時間後、Amazon.comから
「本当に申し訳ない。パッケージが破損していたので戻ってきました。交換するか返金するか連絡ください。」
(!!!!!?????)

破損してた!

別のを買うにしても面倒なので「同じやつ再送で頼む」と返信。

Amazon.com
「再送の手配しました。配送は一番早いAmazon Global Priority Shippingです。追加料金とかは必要ありません。」

amazonglobal

再送用のオーダーID作られてて0円。

2016年1月8日

Amazon.comから出荷。今度はUPSで到着予定は14日らしい。

2016年1月12日

不在でした。

ups

2016年1月13日

到着。長かった…。

r9_380x

最終的にAmazon.comの履歴はこうなってます。カード明細更新されてて送料の返金額は1326円だった。

amazon_r9

海外での買い物でトラブルがあると英語でのやりとりが最高に面倒臭いし、この間に国内でも値下がりしてたしでなかなかに酷い年末年始だった。

mklinkコマンドがln -sと逆なのがブチ切れそうなのと/D付けるの面倒臭い

ln

Linuxなんかでシンボリックリンク貼るとき
ln -s "元のファイル" "シンボリックリンクのファイル"
という順番なのにWindowsでシンボリックリンクを貼るmklinkコマンドは引数が逆になってて毎回間違える。
あとディレクトリのシンボリックリンクの時は /D オプションを付けろとか面倒臭いにもほどがあるので ln.vbs というのを書いた。

mklinkコマンドを実行するだけなんだけど引数を逆にして対象がディレクトリのときは自動で /D オプションを付けるというものです。
だいなファイラーを使ってるのでそれ用に最後 F5 で一覧表示を更新するまで書いてあるのでその辺は用途に合わせて修正するなり削除するなりしてください。

たぶん、あふや他のファイラーでもそれなりに使えると思います。

うっかりMDR-HW700DSを買ったのでレビューなど

mdr-hw700ds

ここ1年使っていたイヤフォン、Creative Aurvana In-Ear2が足に引っかけたりして左だけ音が出なくなったので新しいイヤフォン買おうとあれこれ物色してたらなぜかサラウンドヘッドフォン SONY MDR-HW700DSを買ってしまった。

今まではオーディオIFのTASCAM US-366からスピーカー・Aurvana In-Ear2、ヘッドフォン出力にAKG K240MKIIを繋いでいたけど、これの光デジタル・同軸デジタル出力はステレオのみなのでサラウンド対応するためにグラフィックカードのHDMI出力からMDR-HW700DSに繋いでスルー出力をディスプレイへ繋ぐということに。
ついでにHDMI入力端子は3つあるのでPS3とPS Vita TVも繋いでHDMIセレクター(これも壊れてた)の役割も担ってくれた。

それで約1週間使ってみての感想はというと

映画やライブBDの視聴にはなかなか使える

正直「どうせバーチャルサラウンドだろ……」なんて舐めてたけどマンション住まいなのでAVアンプとサラウンドスピーカーは実家に置いてきたし、深夜でも気兼ねなくそれなりの迫力とそれなりのサラウンド感で視聴できた。
密閉型ということもありセミオープン型のK240MKIIよりは遮音性が高く音漏れしづらいのもポイント。

ライブBDでもCINEMAモードのまま設定でCenter Level +4~5dbにすると声も聞き取りやすくなりバランスよくなった。
CINEMAモード・GAMEモード・VOICEモードでCenter/LFE Levelをそれぞれ別の設定にできたらいいのだけどそこは共通みたい。
(この設定はヘッドフォン側のボタンで操作できるのでわりと簡単)

ゲームにもかなり使える

ゲームといってもFPSだけど足音で位置を探るような場合にステレオヘッドフォンよりは有利じゃないかと思う。サラウンド対応ゲームのストーリーモードなんかでも映画と同じように迫力がでるので古いゲーム以外ではお世話になりそう。
遅延に関しては気になるレベルでなかったのでたぶん大丈夫。

ステレオ音源に関してはかなり微妙

エフェクトなし、VOICEモード(ステレオ)のどちらにしてもそれなりに性能のいいステレオヘッドフォンには音質面で不利。
ただ比較できるヘッドフォン(AKG K240MKII)があったというだけなので、ワイヤレスなのを生かしてケーブルを気にせずPC前から離れて何かしながら使うのには便利。

長時間付けてもそれほど疲れない

ヘッドフォン部分にバッテリーが内蔵されているので重そうなイメージだったけど3~4時間付けっぱなしで映画やゲームに集中してももそれほど疲れなかった。長時間使用は耳より目の方が疲れる。
あとイヤーカップがでかいのでピアス4つ付けたままでも痛くならない。

COMPRESSION機能も微妙

爆発音を押さえたり会話を聞きやすくするらしいこの機能、音場が狭くなるのでせっかくのサラウンドが台無しになる。
ラノベ主人公の「え、なんだって?」という状態の時にでも使うんだろうか……。
mdr-hw700ds-c
ビックリゾーンてなんやねん。

「Dolby Prologic IIz」「DTS Neo:X」の違いはそんな分からない

もう好みの問題では思う。この切り替えボタンはヘッドフォン側になく面倒臭いのでDTS Neo:Xのままになってる。

ワイヤレス故のノイズ

デフォルトで2.4GHz帯・5GHz帯を自動で切り替える仕様になっていて、Wi-Fiルータや他の電波と干渉しづらいみたい。掛けたままベランダやキッチンに行く程度なので5GHz固定で切断されるということも今のところない。
ただ、充電しながら聴いてるときよりUSBケーブル抜いた方が若干ノイズが混じっている。無音のときにやっと分かるぐらいのノイズだから気にするほどでもない。

というような感じ。
ちょうど値上がりしたときに買ったけどポイントを駆使してギリギリ2万円以内におさめたので満足のいくヘッドフォンになった。

Core i7 4770K買ったりした

調べたところCore 2 Quad Q9550を買ってから4年経ってるようで、途中メモリ8GBに増えたりビデオカード買い換えたりもしたけどCoD:Ghostsがどうも60fpsすら安定しない。
そんなわけで中身ほぼ取っ替えた。

前のPC 新しくなったやつ
ケース Lian-Li PC-V351B SilverStone SST-PS07B
マザーボード ASUS Maximus II GENE (MicroATX, LGA775) ASUS Z87M-PLUS (MicroATX, LGA1150)
CPU Core 2 Quad Q9550 (2.83GHz) Core i7 4770K (3.5GHz)
CPUクーラー DEEPCOOL ICEEDGE 400 XT

※高さが数ミリオーバーして電源に干渉する
※サントラスト 薙刀の固定ピンが折れたので

ENERMAX ETS-T40-TAV

※高さのあるヒートシンク付きメモリーだとスロット1と干渉する

メモリー Silicon Power SP004GBLRU800S22 (DDR2-800, PC2-6400, 2GB×2)
Corsair CM2X2048-8500C5 (DDR2-800, PC2-6400, 2GB×2)
Patriot Memory PVI316G160C9K (DDR3-1600, PC3-12800, 8GB×2)
ビデオカード MSI N660GTX Twin Frozr III OC (GeForce GTX660)

※Lian-Li PC-V351だとギリギリだった

SSD Intel 335 Series SSDSC2CT240A4K5 (240GB)
Crucial M4 CT064M4SSD2 (64GB)

※両方使い回し

HDD HGST Deskstar 7K1000.C (500GB)
HGST Deskstar 5K3000 (2TB)
Western Digital WD30EZRX-1TBP (3TB) ×2

※ほぼ使い回し、1つはUSB3.0のケースに入れて外付け

ケースファン Ainex OMEGA TYPHOON CFZ-120L (12cm, 1000rpm) ×2 ケース付属の2つ
Ainex OMEGA TYPHOON CFZ-120L ×1
サウンド Creative Sound Blaster Digital Music Premium HD TASCAM US-366
その他 アースソフト PT3
イヤフォン・ヘッドフォン AKG K240MKII
Creative Aurvana In-Ear2 (断線)
Klipsch Image S4i
JVC HA-FX3X (予備)
SONY MDR-HW700DS
SONY XBA-10

ケースがでかくなったことでとにかく冷える。メンテのしやすさもあるけど今までなんでキューブ型にこだわってたのか分からん。
あとSATA 6Gbpsに対応したことでIntel SSDが本領発揮してWindows エクスペリエンス インデックスのスコアも若干上がった様子。

+3万円ぐらい出してBenQあたりの144Hz ディスプレイを買えゲーミングPCとしては何年かいけそう。

追記
ASUS VG248QE (24インチ 144Hz)買いました。快適にゲームやってます。

さらに追記
サラウンドヘッドフォン MDR-HW700DSも買いました。レビューっぽいもの書いてます。